保護者は子どもの自立を促すようにして下さい。自立の度合いの高い子どもの方が成績がいい傾向があります。手取り足取り面倒を見ても、必ずしも成績は上がりません。
授業をきちんと聞き、宿題をしっかりとやれば、どの学校にでも受かります。
まずは、授業をきちんと聞けるように指導します。小学生の自宅学習には限界があります。授業の理解度こそ成績に直結していると言っても過言ではありません。ノートをとるのは必要最低限のことだけでかまいません。授業を聞いて、学習内容を理解することの方が大切です。
また、宿題を期限通りに提出できるように指導します。宿題の量は大手塾と変わりませんが、チェックを厳しめに行っています。宿題の目的は最低限の勉強量の確保にあります。宿題を期限通りに進めることをまずは優先して下さい。なお、宿題にかかる時間は、個人差が大きく、成績との対応が明らかではありませんので、あまり気にする必要はありません。
宿題は授業の復習が中心です。授業内演習を効果的なものにするため、教材の問題部分の予習は行わないで下さい。国語の文章もあらかじめ読まないで下さい。解説部分の予習は行ってもかまいません。
なお、質問は教室で行うか、lineで送って下さい。その際、教材名・ページ数・問題番号等を明示して下さい。
ただ、読書・マンガ・動画・ニュース・旅行・買い物・料理などで知識を身に付けさせることをお勧めします。苦痛な家庭学習を長時間させるよりも、よほど勉強になります。